家族のあり方

おはようございます。

今年の新幹線初乗りの往復もお正月で親御さんとご一緒のお子様も大勢。いつ見ましても親子兄弟姉妹の姿はほほえましいものです。
ほほえましい光景を見ることは幸せです。子育ては「見守り共に成長する」ことかもしれません。そして「笑顔をたずさえ、ほどほどに満足する」ことが大事なのかもしれません。
家族のあり方として孔子論語、学而第一で「若者よ。家では親に孝行し、外では目上を尊び、行動は慎み深く、誠実を旨とし、人々と広く仲良くし、仁徳のある人に親しみ、それでも余力あれば学問に励むがよい」。
若者が人生に対するにあたっての指標を教えています。孔子は「目上を尊ぶことを親孝行と同列にするほど強調し」、「親には孝行し、目上を尊ぶことは、仁徳には欠かせない根本的な要素である」と説いたのです。
兄弟姉妹は、同じ釜の飯を食べ、同じ屋根の下で育ち、勉強や遊びを一緒にすることを通じて深い情愛を培うのです。朝から晩まで一緒に暮らし、助け合い、互いに世話を焼き合い、理解し、信じる。危険が迫れば、全員一丸となってこれに当たり、利害を共にし、手足のごとく情が通い合う。このようなことが親愛の情であり、人生の喜びです。
想像して下さい、人生に親愛の情がなければ、どれほど寂しい日々を送ることになるでしょう。親愛の情は兄弟姉妹の関係を保つための基礎です、かすがいです。これがあれば安心で、人生は愉快なものです。
年老いても親愛の情が衰えることはない。その濃淡、親疎、愉快なものか否かは、すべて家族の間の心の距離次第なのです。一番身近な家族の信頼感があればこそ希望が湧くのです。
「親は子を慈しみ、子は親に孝行し、兄姉は弟妹と仲良くし、弟妹は兄姉を敬う」ことに対して損得勘定を持ち込みますと、相手から受ける報酬の多寡を考えるようになるのです。
そうなれば、赤の他人同士のように、親子や兄弟姉妹の関係を打算的に考えるようになり、情愛など消し飛んでしまうのではないでしょうか。
「肉親を利害で考えない」ことが人生、何がなくても心豊かに日々暮らしていけると信じています。今年初めて下関の行き帰りに親子の姿を見て、孔子の教えの大事を感じていました。孔子は人として身近な人への交わりを第一に考え、余力があれば、いわゆる学校での勉強に励みなさいと教えたのです。先ず心構えができてこそという教えなのでしょう。
明日から2日間今年の「にんげん学」初講座が始まります。明日は一宮初講座・人心掌握法・対人関係の指南書「新・論語を読む」。明後日は東京初講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」です。中部地区、東京地区の皆さん今年も共に学びましょう。
今日は今年初、NPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4~7時開店です。今日正午までご予約のお電話を入れて下さい。0774-45-5561迄お願いします。予約後のキャンセルの場合もよろしくお願いいたします。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。
今日も家族仲良くお過ごし下さい。家族は過保護であっても、過干渉が一番よくありません。それは利害だからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆下関・愛宕寺(下関市岬町14-13)で私と一緒に御仏にお仕えする仕事をしてみませんか?人様と共に歩む、人様を支えるという素晴らしいお仕事です。履歴書をお待ちしております。〒611-0025宇治市神明石塚66。斯波最誠(しばさいじょう)迄お送り下さい。履歴書拝見した後に面談日をお知らせ致します。お待ちしております。