声なき声を聞く

おはようございます。

 昨日行いました心華寺・金港辯財天様「水子供養祭法要」、「にんげん学・全国師友合同講座」おまいり、ご参加ありがとうございます。声なき声を聞く、自分の声を聞くという、この点では法要も学びも共通しております。
 来月の大阪講座は2月5日(火)、京都講座は2月18日(月)です。来月からもご一緒に学んで下さい。再び「老子を読む」に戻ります。
 私たちは知覚によって外の世界を受けとめています。感覚で受けとめたことを行動に移すか、移さないかは、その人の知覚によるのです。幼い頃の私は物事の出来、不出来は「天性のもの」と捉えていました。ですから、負ければ悔しさはあったとしても、努力するということをしない子供でした、「やっても一緒」という、最悪な主体性、人間性を作ってきたのです。
 しかし、長じて、少し違うのではないかという自分の中での声が聞こえるようになったのです。中学へ行き、同級生や他の子供たちがクラブ活動やいろいろなことで懸命にやっている姿を見て、「何か違うな〜」と思い始めたのです。
 悔しさを感覚(知覚)で感じていたからだと思います。悔しいな〜、面白くないな〜とずっと思っていても、何ら変わらない、悔しさはあっても、どうしたらよいのかが皆目分からない、そんな思いをしているとき、大事件があったのです。何度も書いていますが「奇跡の人」という三重苦を背負った「ヘレン・ケラー物語」の映画を見たことです。何か自分の内側で音を立てて変わったのです。「やらされる人生」「人の善意に従う人生」の素晴らしさをヘレンを教育したサリバン先生の姿を見ておぼろげながら感じたのです。
 仏教聖典に「おのれこそはおのれの主、おのれこそがおのれの頼り」という教えがあります。喜怒哀楽すべて主体性を以て感じるのが私たちです。自分自身がすべてを感じ、行動しているのです。
 それを「自分の心に自分が好悪を起こし、執着し、好むこと、きらうことから、悲しみ、恐れ、束縛を起こしている」のです。
 今日、成人を迎えます全国の皆さん、おめでとうございます。自分の大切な人生です。「おのれこそがおのれの頼り」です。自分を豊かに高める一筋の道を周りに惑わされずに、学び続ける人間性を養って下さい。 学ぶ意味は、孔子が明快に説いています。「子曰く、性、相い近し。習えば、相い遠し。」(論語。陽貨(ようか)第17-2)です。訳「人間は持って生まれたものはそう変わらないけれど、どんなことを学ぶのかで差がついてくるものなのだ。だからこそ、教育を大事にしてほしい」。
 どんな人間になるかは学ぶことによって決まるということです。だから私は生涯学び続けるのです。孔子比叡山伝教大師様も「人の価値とは、その人が今までどのように生きてきたか、これからどう生きていくかで決まる」と教えます。
 「人生を自分で切り開いていくための手段が学びです」。私は、このように感覚(知覚)で受けとめ、自分を頼りに暮らしております。自分で好き嫌いをして、人生に恐れをなしを空しくするのではなく、自分を頼りとして学ぶ人生は愉しく悦びが多くなることを膚を以て知ったのです。それは、「人の善意を知ったお陰です」。
 今日はNPOこころのはな第25回「ひきこもり女子会」です。午後1時半より行います。予約不要です、皆様のご参加をお待ちしております。
 素晴らしい成人式の一日をお過ごし下さい。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行をし心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆「にんげん学・全国師友合同講座」ご出席ありがとうございます。本年も学ぶ一年でありますよう、師友の皆様との切磋琢磨が豊かな人生を与えてくれます。



懇親会、CMA谷口社長様の乾杯で今年も始まりました。皆さんありがとうございます。






NPOこころのはな第25回「ひきこもり女子会」を今日午後1時半から開催します。ご参加お待ちしております。