人情は嬉しい

おはようございます。

この世は人の情ほど嬉しいものはありません、人に情けをかけて貰うことがどれほど嬉しいかは皆さんもよくご存じのはずです。
先日の高校野球の熱戦でもそれがよく現れておりました、地方予選から甲子園での決勝までどれほどの人の情けに支えられたことでしょう。
勝ち負けは勝負ですから当然のことですが、勝ち負け以上に必死になって向かう姿に人は称賛の拍手を贈るのです。それほど一生懸命ということが人の感動を生むのです、一生懸命に生きましょうね皆さん。
拍手を送る人の多くは選ばれた人ではないということも事実です、そんな人たちが我が事のように口に出し話題にする、人情は廃れてはいないのです。
多くの人は選ばれない人生を送っております、ですが称賛する誉め讃えることを忘れてはいない、いいですね、人情とは。
人情にすがり、自分のことを分かって欲しいということでは情を感じることはないでしょう、それは単なる甘えです、その事も皆さんは百も承知でしょう。
人生をゲームにたとえるのは極端ですが、しかしある意味ではゲームと考えていくこともよいのではないでしょうか、勝ち負けをハッキリすることで新たな目標を立てられるということです。この勝ち負けをハッキリしないために情を勘違いしてしまう自分がある、ということです。
高校野球であれなんであれ最初から勝敗の有ることをみな知っております、負けたからといって非難したりはしません、懸命にやったことを知っているからです。
人生の中で私たちも上手くいったりいかなかったりです、これも勝敗と同じで、だからこそ懸命になるという心を失ってはならないのだとこの年になっても世間の人から教えられ、心、情のあることを嬉しくも思うのです。
今夜の「にんげん学」小倉講座でお会いすることを楽しみにしております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌