信じてこそ

おはようございます。

「にんげん学」東京講座、ご参加ありがとうございました、来月は本年最後の勉強会、12月8日(金)です、沢山のご参加をお待ち申し上げております。
もう5年近く毎月東京に通っておりますと隣町に行くように感じ余り遠くとは思えなくなりました、昨日は富士山を拝むことが出来ませんでしたが、今日は素晴らしい富士山を拝むことが出来ました。
新幹線の車窓から眺める景色もやはり一ヶ月前とは異なり、紅葉した山々の美しさ、刈り取られた田畑の寂しさが交錯し哀愁を感じつつ東京へ、そんな哀愁も吹き飛んでしまうような人混み、やはり東京です。
今日も朝の7時過ぎだというのに東京駅は大混雑、ただただ人の多さに圧倒されます。
今日は最初から書き込みは寺に戻ってからと考えておりましたので、ゆっくりと目覚め先ほど11時前に戻りました。
早くに見てくだされた方には申し訳ありませんでした。
滋賀県には入り天気が良いせいでありましょう、山の麓から蒸気が立ち上り山が霞んで見える風情が何とも云えず墨絵のような美しさでした。
山は動きませんが様々な印象を与えて私たちに楽しませてくれます「青山元不動 白雲自去来(せいざんもとふどう はくうん おのずから きょらい)」。
山は動かずにいながら、私たちに美しい姿を見せてくれるときもありながら、雲に隠されてその姿を見ることも出来ないときがあります。
人生も同じでありましょう、一生懸命に歩んでいても時には輝き、時には人の目に触れることも相手にされないときもあるものです。
しかし時に自分のこれまでの人生を信じ、更なる精進を積むことを忘れてはならないのです。
不遇と感じるときも人生にはあります、時に山のように動かずにじっとして精進を積むことが必要で大切なのです。
自分を信じることが出来ずに「うろうろしてしまい」更なる雲の中に埋もれてしまうという不幸をしないためにも。
昨日は富士山を拝むことが出来ませんでしたが、今日はきれいな富士山を拝むことが出来ました、新幹線が進み未だ見える場所でありながら角度が違ったところではもうその姿を仰ぎ見ることは出来ませんでした。
人生も様々な角度から私たちを見ております、人の目に映るときもあれば、逆の場合もあることを忘れてはならないのであります。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌