大切な冬の時節

おはようございます。

暖かですね、今朝も星空でそんなに寒く感じず穏やかです。先日のお祝いの会に出席下されたお近くの方がお参りに来られ口々に「素晴らしい会でした」とご挨拶をいただき心も温かにしております。
10周年として皆様に寄せて頂いた記念誌も素晴らしいものです、皆様にお配りして足りないくらいで喜んでおります、と同時に戒めてもおります。先日も書きましたが基本を忘れないように勤めなければと改めて思っているところです。
毎日の生活の中で基本を持つということの大事さをしみじみと味わっております、自分を見失わないためにもです。楽しいことや苦しいことに人は引きずられます、時に基本が大事でしょう。
自分の立っている所以、それは自覚でしかありません、それは修行といっても良いでしょう、修行はどこまで行っても自覚でありますし、終わりのない世界です、だから必要であるのでしょう。
もうすぐ芽吹きの時期を迎えますが、四季は同じ期間があります、人生の四季も同じだと考えます、春夏秋冬があるのです。どれも大事な時期ですがとりわけ「冬が大事と」私は考えております。
外に、上に伸びない時期、それが冬です。しかし「下に伸びている・力を蓄えている時期」でもあるのが冬なのです。「冬は基本」とも捉えております。
この時節にしっかりと力を蓄えるのが「人生にとっての修行の時期・基本」なのです。枝も、花も、実もつけていない時節にしっかりと修行する、学ぶことが大事なのです。
このように考えてこれからも毎朝誰もいない本堂で淡々と勤めたいと思っているところです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌