日課の重要性

おはようございます。

今月も毎日のご愛読ありがとうございました。あっという間の一ヶ月でしたがとても充実した月でもありました。
4日の節分法要、18日の祝賀会、各地の「にんげん学」講座、研修、そして日課とありがたいことです。
特別な行事があればあるほどに「日課の重要性を感じます」、昨日は「忙しい」ということを書きましたが、日課を基本としておりますと「忘れる」ということが少ないのです。いわゆる基本ですね、「基本・基軸」をしっかりしていませんと「特別な行事での失態、忘れる」ことが発生するのです。
忘れるとは「心を亡くす」と書きます、せっかく特別で大事なことをしたにもかかわらず心を亡ぼしては何もなりません、このような失態をしないためにも、どんなに多忙であっても「日課」、為さなければならないこと、為すべき「基本・基軸」を持たねばならないのです。
何故基本が大事かと申しますと、人間は余り利口には出来てはいないと考えるべきです。その観点から「一日のふり返り」がしっかりと出来るように「心のシステム・プログラム」を作っておく必要があるのです。先日書きました「チェック&バランス」を容易にするためです。
毎日の生活は変化して当然です、変化が宇宙の真理でもあります。その中から「創造性が高まり発想にもなる」のです。しかし基本がなければ変化も想像もあり得ないのが道理なのです。
基本がなければただ単に「振り回される」だけとなるからです。新しい出来事や、仕事、対人関係、特別な行事等々を基本も日課もなく行いますと、必ずといって良いほど失態や、漏れが生じるのです、それを防ぐためには「チェック」です。
新しいことは新しいことですので、なかなか身に付いてはおりません、チェックをしっかり行おうとした場合日課が新しいことをチェックするための「アプローチ」となり、記憶にもなっているのです。いわゆる体験や経験したことが「イメージとなって残る」のです。
そこで「忘れること、失態、漏れ」を少なくできることとなるのです。
もちろんメモることで忘れることを防ぐことは可能ですが、やはり「システムとして心に留めておく」ことが大事なのです。
いわゆる「集中力」ともなるのです。何事も一朝一夕にはなりません、日々の「くり返し」でこの事は可能になるのです。基本、基軸を大事にして忘れることの少ない、失態の少ない日々としましょう。月の最終日大切に過ごしましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌