感情と理性

おはようございます。

昨夜の「にんげん学」小倉講座へご参加の皆さんありがとうございました。来月も是非ご参加下さい、忙中閑あり、時間を生かす、生み出すということもリーダーシップとしても大切です。
今日から心華寺では新入社員研修が始まりますので、一番の新幹線で宇治に戻ります、どのような研修生に会えるか楽しみです。
第一陣は180名、第二陣は80名と4月の22日まで心華寺はフレッシュマンの方達で賑わいます。今年も沢山の企業様が派遣下さり、気を引き締めて新社会人の皆様に対したいと思っております。
私も出家した時代を思い起こし何か沸々とわき上がってくるものを感じております。フレッシュマンの皆さんは期待と不安が交錯した気持ちだと思いますが、何事にも積極的にチャレンジするという気構えを以てスタートして欲しいものです。
若さの素晴らしさは「純情・正義感」ということでしょう、自分の「思いを遂げたい」という情熱。
真っ直ぐに自分の情熱を推し進めるということはある意味では「衝突」が「生じる可能性がある」ということです。時に「衝突に引っかかるか」もしくは「目標を忘れず方法を改めるか」のいずれかです。
感情と理性、どちらが強いかといえば「感情」です。感情は素晴らしいものですが、その「感情と理性のバランス」を調えるということも知らねばなりません。
社会においての対人関係は「レスポンス・応対、対応」が「大切」です。社会は皆一様にそれぞれが自分の「思いを大切に」しております、自分の思いが大切なのは誰しも同じであるということです。
そのためには「こころ・感情」を「コントロール」をするということを知って欲しいのです。感情のコントロールを知らずしていかに「科学的な根拠」があっても感情でそれを押し通そうとすれば「要らぬ争い」が生じることとなるのです。
議論は必要であっても争いは必要ではありません、議論が争いになるのは理性を押し通そうとする感情が強く働いてしまうということでもあります、この事を知って「感情と理性のバランス」を大切にするということも研修で感じていただければと願っております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌