ふと我に返れば

おはようございます。

夏日が二日続き、着る物にあわてております、この時期は着物にいつも苦労します。夏物には早いし、冬物では暑い、着る物にかかわらず色々なことでこういうことがあるのではないでしょうか。
帯に短し、たすきに長し。何とも中途半端な事が時にはあるものです。そんな中でふと一番中途半端なのが自分なのではないかと思ってしまいます、よくぞ世の中で人様は我慢をして活かし使って下さる、感謝してもし尽くせないようです。
この年令で云うのも何ですが自分は何が出来るのだろうか?と、自問自答してこれといった何の取り柄もないのに気づかされます、こう考えますと「生かされてきた・多くの人に支えられてきた」ということに今更に実感し感謝と反省を思う次第です。
お昼から若者達が帰りますが、社会、家族、会社、周囲の人に支えられていることに思いを寄せ感謝して欲しいですね、私のように年を重ねるだけで月日を送っては欲しくないものです。
春秋を重ね若者達へ話をさせて頂く機会を与えられ、話をする者として恥じることのないよう一つでもこれから何かできるようにしていきたいと反省しております。
小鳥たちが爽やかな声で鳴いております、研修生の若者達の起床時間です、精一杯悔いることのないよう最後までお話ししたいと思っております。
今年これまでお寺で研修を修めた新人の皆さんも会社で色々な問題点に気づかれたのではないでしょうか、学ぶことを忘れずにここでの厳しかった三日間を思いだし精進して下さい。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌