責めずに祈る

おはようございます。

真夏日の中皆さんと数珠繰りをしました。直径3メートルほどの大きな数珠を皆さんとご一緒にお経を唱え念仏し回すのです。
懺悔滅罪を願い、ご先祖様への回向とするのです。親知らず、子知らず、いかに親子の愛情が深くとも親は子に代わることはできず、子も親に代わることはできません。
だからといって何か困難な状況に遭遇したときには「我が身に代えてでもと思うのが親子の愛情」です。
24日はお地蔵様の縁日、お地蔵様は「六道能化の主」といわれます。迷いの世界にある私たちに代わってお地蔵様は私たちを救ってくださるのです。
それと同じで、真の愛情は「我が身に代えてでも」でありましょう。祈ることでいつかは「救われる」という思いは必ず通じるのです。そして困難の少ない家族ができあがるのです。信じ合う思いを持ちながら暮らすことで家庭を明るくしていきたいですね。
家族への愛情あふれる数珠回しをご一緒し、いっぱい汗をかきましたが爽やかな思いのする昨日でした。
子供を叱ったり、注意したりは時に必要なことですが、「善責める事なかれ」です、あまりにも責めることが度を過ぎますと「反発する」ことにしかなりません。
祈りの心情は何か困難なことに子供や家族が遭遇したおりに「無事に」という代われないながらも、困難に立ち向かうことが自分ではないが、できることであれば代わってでも「手伝ってやりたい」という愛情でもあるのです。
その真摯な祈りという行動を行って「相手に伝わらないはずはない」のです。祈りは言葉で責めるのではない「思いやり、愛情の行動」なのです。
本人は一番に事の成就を願っております、がしかし、できないことも時にはあるのです。時に「責めるのではなく祈る」ことが平和な家庭を作っていくのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌