普段から

おはようございます。

人は「人に期待されたい、信頼を得たい、ほめられたい、チャンスを得たい」と考えるのは人情でもあり、悪いことではありません、当然のことです。
が、しかしです。自分はこれを磨こうという思いを持ち、人に憧れを持ち、精進を重ねることがなければいけません。
期待されたい、信頼を得たい、ほめられたい、チャンスを得たいばかりで「心を外に奪われ」、「磨くものを持たず」に「気持ちだけが先走り」、「日々の鍛錬がなければ」、どうなるかといいますと、
何か支持を得て、仕事を得たときに「気負いが先になり」上手くいかない結果となるのです。「気持ちが空回り」する。
何故でしょう、それは簡単なことで「ほめられたいという我欲」、「チャンスを得れば事がなるという誤った考え」からです。人に注目されたい、期待されたいという気持ちは、厳しい表現をすれば感謝のない「チャンスさえ得ればという浅い気持ち」かもしれません。
今日はお彼岸のお中日です。心華寺では午前10時から「彼岸会法要」を行います。
人様の存在、ご先祖様の存在、周囲の存在に感謝をし、自分をコツコツと高めようという心構えをキチンとしさえすれば、自ずと人は「放ってはおかない」のです。
人の存在に感謝もなく、己の賞賛の道具と考えているような「狭い心を捨て」、大いに人様を賞賛しましょう。
何一つとして人様の「力なくしては事はならない」のです。いつもお話ししますように「物に先後在り、事に終始あり」なのです。
先に「感謝し、己を磨く」、このこと無くしてはチャンスはおとずれないのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌