本に反る

おはようございます。

心華寺での彼岸会法要を終え下関に入りました。
お参りいただきご焼香いただいた皆さんありがとうございました。とても嬉しい一日でした、感謝いたします。
自民党新総裁が決まり、人間の心理は政治家も一般の私たちも変わらないことを実感しました、小泉、安倍と変革を願っての一騒動、そして安定を願っての新総裁、
二大政党の必要性がハッキリしたのではないでしょうか、次の衆議院選挙で与野党をまた逆転させることができれば、少しは国会の先生たちも二者択一されることでピリッとして、
保険問題や、自民党の身内の騒動で国会を休止するような国民不在の政治に風穴が開くでありましょう。
今日は愛宕寺で午前10時から「月例幸福護摩祈願祭」です。是非お参りください。
添え護摩木に書いた心願は必ず成就します。
「本に反れ」という語があります。
必ず良い結果を生むと考え行動しても結果が思わしくなければ「本に反る」ことが大事だとの教えです。
何事でも同じです。対人関係でも仕事でもすべてに通ずるものです。
私たちは「心(思い)が悪いから結果が良くならない」のではないのです。「やり方が不味かった」のです。
「この道理を悟る」べきです。
でもそのことを認識するのはやはり「心でもあります」、
そこで方法の過ちで「心をぐらつかせない」ことが「本に反る」ことです、そう「やり直す」ことです。
方法の過ちとは、方法が間違っていたのではなく「使い方が未熟だ」ということです。そこで「本に反ってやり直す」のです。
人様を私たちはどうすることも出来ません、外にいくら原因を求めても心を騒がせ暗闇に入り込むだけです。それよりも「方法に磨きをかける」ことです。
人への応対・対応、技術の向上、等々「本に反る」。
日々の祈り、毎月の祈り、学びが「本に反る」ことなのです。この道理を知っているからこそ情熱を私は失わないのです。
今月も最終週、地に足を付けてしっかりとお仕事ください。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌