夢の先取りをしない

おはようございます。

「にんげん学」新春合同講座、ご参加の皆さんありがとうございました。懇親会も心地よい般若湯で大変盛り上がりました。今年も自分を確かなものとするために大いに学んでください、皆勤を願っております。
明日は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん初講座です、お友達を誘って賑やかにご参加下さい、楽しみに出かけます。
私たちは日々仕事に励んでいます、喜んで楽しくお仕事していますか、いかがでしょう。喜び楽しんで仕事をしていなければそれは不幸です。もっと不幸なのは周囲の身近な人を不幸にすることです。
逆に自分が喜んで楽しく仕事をしていますと周囲、身近な人を幸せにするのです。
仕事って何でするのでしょう。答えは「周囲を幸せにする」です。
両親、兄弟、身近な人を幸せにする、皆がこのようにあれば社会全体が幸せになるのです。「働くことによって皆幸せ」、これだけです。何の不足もないのです。
皆働いているのに、では何故不幸になる人がいるのでしょう。それはやはり「欲」からです。欲が幸せを破壊する。
「欲」を「夢」と言葉を換えて表現してみましょう。欲は悪いことではありません、大いに結構、どんどん持つべきです。私は欲深坊主(自分の夢を忘れない)、これだけで今日まで来ました、そして夢を沢山実現してきました。
ではどうして実現できたかお話ししましょう。「幸せの先取りをしない」です。
借金をして物を買わない、衝動買いをしない、分不相応な夢を持たない等々が「先取りをしない」ことです。
また夢は自分の夢だということをしっかりと認識する、ですから「人様にとって何の価値もない」のです。
欲に惑わされる人はこの簡単な心理を知りません、だから「見栄」となります。そう「見栄」で夢を追ってしまうこととなるのです、見栄で物を買って「二進も三進もいかなくする」これは厳に戒めるべきです。
私はまた「恥ずかしいことを知っています」。
「恥を知る」とはどんなことでしょう。物やお金を持たないこと、地位がないこと、全て「NO」です。
恥とは自分が目指したことを止めることが恥なのです。自分の心に「自分が羞じることを恥という」のです。
ですから欲や夢の先取りをせずに確実に歩を進めるのです。欲しい欲しいと思って借金して買った物でもいつかは「飽きが来ます」。ですが時期が来るまで待って買いますと「飽きが来ない」から不思議なものです。
友人も長くお付き合いをしていますと決して離れなくなるのと同じです。「利害の欲でお付き合いをすると直ぐ破局を迎える」のも同じです。
何でも「育む」ことが「欲を夢を実現する要」であることを知って下さい。喜び楽しんで働くことが自分を周囲を幸せにし、又大いなる欲、夢の実現が叶うことを夢見て仕事をしましょう。
働く事は「端(周囲、身近な人)を楽させる、端楽(働く)」事であることをもう一度再認識しましょう。
周囲が笑顔で楽しく暮らすことほど幸福はないのです。多くの人に指示されなくとも多くの人に人気を得なくとも家族が笑顔で暮らすことほど幸福はないのです。
夢の先取りをしない、このことをお忘れ無く。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌