成人おめでとうございます

おはようございます。

今日は「成人の日」、成人を迎えられた皆さんおめでとうございます。「大人」、責任を持ち独立心を持った行動を願っています。
「立つ」ということは故あって立つことが出来るのです。ご先祖、両親、友人、社会、自分を取り巻く大勢の方々があることによってです。
「立つことは」この周囲の皆さんに感謝してこそ「自由を得て立つ」ことが可能です。自由の「由」は由縁の由、由来の由です。縁に守られて、縁があって自由なのです。周囲を不自由と考えているとするならば永遠に自由の身とはならず、独立も出来ません。
自由と勝手には天地の違い、差があります。これをはき違えてはなりません。自由を真から望むのであれば「不自由の中にこそある」ことに気づくべきです。
両親に「孝養」、友に「誠意(嘘をつかない)」、仕事では「忠義(自分がして欲しいと思うことをする)」ことが「自由の源」です。
一見不自由と見える先の三つを行えばあなたの信用は絶大のものとなり「真の自由」となり「独立」がなるのです。
自分の自由を願って不自由になる愚を犯してはなりません、それは周囲を不幸に自分をも不幸にします。
成人となった今日、「自分磨き」を本気で行ってください。これまでは親がかり、先生がかり、先輩がかりで、皆大人の人が親切心、親心で皆さんに指導して下さったのです。
これまではどこかに「小さな親切大きな迷惑」などという気持ちがあったかも知れません、しかしこれからは自覚して「自分磨きを」しなければ、一年、又一年と自分磨きをしている人との「差が現実に生じます」。
学校では一年、二年と社会のルールで階段を上って来ました、上りはしたけれども実力はいかがでしょう?自分を確かなものとできましたか?いかがでしょう。社会での上下は年令の序列ではなく、実力なのです。
大人になれば社会のルールで判定、判断されあなたの実力だと判断されるのです。そこで自分磨きをしていなければ社会に友人に周囲の人に不満と愚痴と不平を言うに違いありません。
自分磨きをしている者は、実力を知っていますから素直に判定を真摯に受け止めます。そして又自分磨きをしていくことが出来ます。それこそが独立心、大人なのです。
自分磨きを一生懸命にしている者は愚痴などは言いません、不平、不満などは言いません。由来、由縁、自分が何故そうなったのかを知る人間となって下さい、そして潔い人生を過ごしましょう。自分自身が自分自身に明快に生きてこそ人生を楽しめるのです。
愚図で勉強が嫌いで不出来、身体能力の劣っている幼少年時代を過ごした私の言葉を誰一人として信じてくれる人はいませんでした、当然です。しかし親兄弟、友人は信じてくれました、それだけが救いでした。
当然愚痴ります。ある時にその間違いに気づきました。そして自分磨きを始めたのです。それから自由の身になって独立心を持って今日まであります。
私は世間の人と同じような(学校や資格試験等)レースに立って競争したことはありません、負けることを知っているから、自分を知っているからです。アウトサイドを歩んできたのです。自分を知っているから自分を磨いてきたのです。
アウトサイドを歩んではきましたが社会ルールを犯したことはありません。人並みになりたいと自分を磨いたのです。
孝養、誠意、忠義、古くさいようですが最も新しい時代、未来を生きていくキーワードです。苦中楽あり(自分を磨く中に楽がある)、自分が本気になって取り組んだ中にこそ真実の楽しみがあることを知って下さい。
素晴らしい人生となりますことを新成人の皆様にエールを送ります、成人おめでとうございます。大いなる志を忘れずに社会貢献して下さい。
今日午後2時から心華寺で「にんげん学」新春合同講座があります、先輩の皆さん自分磨きを率先して新成人の皆さんにお手本として示しましょう。年一度の心華寺での開催、会場でお待ちいたしております。勉強会が終わった夕方からは学び以上に好きな般若湯タイム、こちらも大いに味わい楽しみましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌