天無私(てん わたくしなし)

おはようございます。

昨日も素晴らしいお天気でした。天の気は万物に平等。このことを思うだけで心が開かれ夢にまっすぐに立ち向かうことができます。
このような思いが心を占めることで障害を乗り越えられるような「気」もするから不思議です。
今日お昼から研修生の皆さんは帰ります、皆さんにも天が平等であるという気概を持って社会で精一杯自分の才能を発揮して欲しいと願っています。
研修を終えたら下関に向かいます、明日は愛宕寺の「月例幸福護摩祈願祭」、しっかりと研修生の皆さんにお話しをして出かけたいと思っています。
「天無私(てん わたくしなし)の話し」。
天私無し、人生を歩む上において「心の在り方」はとても大事です。誰しも豊かな人生、楽しい人生、夢を願うのは当然のことです。
豊かな人生、楽しい人生と為すにはやはり「心掛け」というものが大事です。どのような心掛け、心構えで「対人関係を保つか」、「仕事に対するか」ということです。
思いを大事に行動すれば「通じるもの」と考えなければなりません。
天は温かさも、冷たさも、心地よさも個人に向けて、与え、もたらすことはないのです。万人、万物の上に平等です。
そこで「人生のチャンスも平等だと捉える心掛けを持つ」ことが肝要なのです。
人は比較するもの、比べるものです。しかし比べるという無意識は「何を気づけと」言っているのでしょうか、それは「学べ」といっている「天意」だと考えるべきです。
このように考えることでチャンスは「巡って来る」のです。
私たちは無意識が比べることをしています。比べるというのは結果を見てのこと、「過程、プロセスを見て比べているのではない、ということにも」気づかねばなりません。
過程、プロセスを見ていないということに用心なのです。
そこで結果を見て、あのようになりたいと思う感情が湧いたのであれば、その結果を導き、得るために日々「どうあるべきかの過程、プロセス」が問題となるのです。
日々どうあることで「チャンスが到来することになる」のでしょう、それは「出会い全てがチャンスと考えること」です。
天私無しです。人の世も同じです。人を求めているのが社会です。どのような人を求めているかといいますと、「私心のない人」です。
「公益をもたらす人」です。公益とは「多くの人に喜びを与える人」です。昨日書きました「大欲を持っている人」です。
天が私を持たず万物、万人に恩恵をもたらすが如くに私たちも「私心無く仕事をする」ことです。
小賢しく風向きを考えて人により添うなどということをせずに、目の前の人を大切に仕事をする。このことで大いなるチャンスは来たるのです。
先人の中で事を確立された方全て「目標、夢を忘れず、目の前に私心無く尽くした」故の結果だったのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌