してみせる


おはようございます。

昨日は久しぶりに午前中は冷房を入れずに過ごしました、今朝は台風の加減でしょうか満月のお月様は涼しげですが昨日より蒸し暑く感じます。
行動せずに人を導くことは難しいことです。やはり言葉だけで実践が無ければ説得力がないからでしょう。行動力に勝るものはないのではないでしょうか。
「何故人は動かないか、動けないかの話し」。
先日も書きましたが人生は「二人三脚」です。一人で人生を歩んでは行けません。繁栄は「継続から」です。「人から人への継続があって繁栄がある」のです。
何故理念、思想が大事かと言いますと「継続する手がかりが理念、思想だから、行動原理」だからです。このことを私たちは肝に銘じておかなければなりません。
名人上手といわれる人も「法・原理」が無ければなれなかったのです。
故に上下関係、先輩後輩関係、同僚の人間関係が大事なのです。動かない、動けない理由は簡単で「分からない、知らない」ということです。
このことは「教える方に重きがあります」、教える方が「手ずから愛情を持って教えることが必要」なのです。
教えるにも順番があります、何ごとも「事に終始あり、物に本末有り」ですから、教える場合も当然順序次第があるということです。
教える場合は先に書きましたように「してみせる」ことが先です、そして「やらせる」、最後に「論理、教える」です。この順番が大事です、この順番を間違えていればいつまで経っても仕事はできず、できないままに年数だけ重ねさせてしまい、いざ後輩の指導をというときになって、笑い話ではありませんが「伝えられない、伝わっていない」という現実となるのです。
そのためにも常に上に立つ人は「してみせる」事が大事なのです。俗諺にありますように「子は言ったことはしないがやったことはする」で、繁栄発展を願っているのであればあるほど「手間暇を惜しんではならない」のです。
よく聞く話ですが、「社員が動かなくてねぇ〜どうしたらいいんでしょうかという愚痴とも質問とも取れない話です」。
これらは皆「して見せていない結果」です。この「してみせる」ことを行動理念にしていれば動かないということはなく、自然に話をするだけで動くようになるのです。
何故動かないか、「知らないから動けない」のです。それは「教えざる罪で」、部下や社員に罪はなく、上司や社長に問題があるのです。
何ごとも行動を観て人は感動するのです、理屈に感動をする場合もありますが、ほとんどの場合「して見せていなければ」反発を覚えるのが落ちで、やる気を起こさせるために話をしているにもかかわらず逆効果になってしまいかねないことを知るべきでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌