誓いを新たにする

おはようございます。

昨日の朝は足の先が冷たいと感じる寒さ、思わず足袋を重ねてはきました。今朝も寒さは一入、愛知のWさんが明日の心華大祭「採燈大護摩法要」の為に先日からお手伝いに来てくださっております、今朝は誠澄の随喜をして心身の懺悔を深くして明日の大護摩に臨むそうです。
「祈りは天への誓い」。
日々日課として私は祈りを捧げています。これは日々神仏へ「誓いを新たにする」ことと皆さんからの添え護摩祈願に書かれた心願成就のためです。
天、神仏は私たちに日々黙々と恩恵をもたらしてくださっております。この宇宙が万物を支えていることを見れば一目瞭然です。
二宮尊徳翁は「天地(あまつち)はくりかえし、くりかえしつつ、説かざる経を読む」と天地の偉大な恩恵を読みました。
繰り返される道理を知れば私たちはたとえ失敗をしたとしても行き詰まることはないのです、又チャンスは来たるのです、それが天の働きだからです。
天私無(てんわたくしなし)です。万人、万物のためにその力を果たすのです。
このことを習った私は使命を喜びとして日々祈り誓い尽くすのです。神仏は言葉を発しませんが、多くの人様は神仏の代わりに言葉を発し賛否両論をくださいます。しかしいずれにしましても「なす事は一つ」です。
全身全霊を使ってめげることなく「できることで祈り尽くす」ことです。
明日は「採燈大護摩法要」。日々堂内での護摩は「内護摩(ないごま)」といいます。明日修します護摩は「外護摩(そとごま)」と称します。
護摩壇を外にしつらえ、そこで修するのです。護摩壇は「天に通じる扉」。
護摩壇に皆様が祈願を込められた「添え護摩木」を投じ、燃やすことで煙と炎となって天に舞い上がり願いが叶うというものです。
「親知らず、子知らず」という言葉があります。これは親は子供に取って代わってあげられない、子供は親に取って代わることが出来ない、ということです。
人生はそれぞれが歩むしかないのです。しかし私たちは深い愛情を持っております。子供が安泰であって欲しい、親が健康であって欲しいと願うのは自然の愛情です。
もしこの自然なる愛情が無いとすれば鬼畜にも劣るということでしょう。愛は自然なのです。しかし取って代わってあげられない、さてどうするか?、それはやはり「祈りです」、「祈り合う」これが自然の人間としての愛情の行動です。
明日は是非ご家族でご一緒に祈りを捧げましょう。ご遠方の方は是非ご祈願をお申し込みください。
愛情の祈りは天に昇り願いは必ず皆様の頭の上に、魂の中に降り注ぎ皆様の深い愛情と共に神仏が加護くださることでしょう。
午前10時から法要は始まります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌