個性

おはようございます。

人にはそれぞれ個性があります、このことは皆さんよぉ〜く理解していることでしょう。しかし個性といいながらも「差別感にさいなまれている人もある」、不思議なことでもあります。
人とは違うと云いながらも「悩む」、矛盾です。
「矛盾」。
矛盾とは中国の古諺、この矛はどんな盾でも貫くことが出来る、この盾はどんな矛でも防ぐことができるという話からこの矛盾という言葉が出来たのです。
矛は攻める道具、盾は守る道具です、しかし知識や道具は同じものを持てたとしてもそれを使う人の技量によってやはり違いが出てくるのです。
どこまで行っても「違いはある」のです。このことに気づくことが肝要です。
ではこの差別感から開放されないのでしょうか?、答えは「開放される」です。道理、真理に目覚めれば「やっても同じだ」というむなしい考えには陥らなくなるのです。
確かに知識の違い、技量の違い、立場の違いもあります、だからといって「悩みの種にしてはならない」のです。
現実の世界に埋没してはならないと云うことです。
ではどこにその解決の方法があるのでしょう。「心の世界」にあるのです。
私は日々祈っております、その祈る教えの一つの中に「あることがある」のです。
それは「平等観」です。
御仏は「何人も平等であると説いたのです」。
現実の世界では違いがあっても真実の世界では「平等」なのです。この真実を「自分の考え方」とすれば「心の自由がもたらされる」のです。
全てを尊び、現実を受け止め、自分の進化に生かすことが出来る自由の身となることが出来るのです。
何物にも束縛されない、それ以上に自分自身を自縄自縛しない自由、解き放たれた自由です。
この自由に気づく人が多くなれば人が人を傷つけるという不幸な事件が少なくなるのです。
この世は何人も平等なのです。今夜は「にんげん学」小倉講座です、真実を学ぶことをご一緒し、真の自由を心に打ち立てましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌