祈り(意乗り)

おはようございます。

昨日はお天気は良かったものの冷たい風が吹き抜ける今冬一番の寒い一日でした。そのような中皆さんのお手伝いをいただき今日の準備していただきました。
今日もお陰様でお星様がきらめいており良い天気になりそうです。
今日午前10時からがん・中風・ぼけ封じ「大根焚き」お灸鉢かぶり法要、ご家族でどうぞお参りの上諸病退散、無病息災をお祈りしましょう。
行者・誠澄はこの日のため百日の五穀、塩断ち、21日間の六根清浄を祈願する夜間33キロ「懺悔練行」、12月7日まで4日間の断食・断水・不眠・不臥による捨身のがん・中風・ぼけ封じ祈祷、今日しか受けられない「お灸鉢かぶり」お加持、好機を逃さずお参りください。
「意乗りは祈り」。
私は祈りを「意乗り」と捉えております。法に自分の心を乗せて人生を歩む。
計算をするには計算法に則ることで確かな計算が出来、遠方に出かけるときには地図そして乗り物に乗っていけば楽に行ける、人生の在り方も闇雲に歩むのではなく、お手本に則れば素晴らしい人生と為すことが出来るのです。
私たちが一番困難と思われることは「心のコントロール」。
「心こそ 心惑わす心なれ 心にぞ 心 心 許すな」とは沢庵禅師の名言です。「心は、ころころと転がるから心と名付けられたとも」いわれます。
この心のコントロールを80パーセントほど出来るようであればほぼ完璧に近い人生と為すことが可能です。
ここまでは行かずとも芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の話のように「蜘蛛一匹を助けた善因で極楽にいけるが如く」、諸病退散の縁が得られるとき加持を受ければ「善因が得られ心身のバリアーが出来る」のです。
私は自分の心(夢)に正直に従って歩んでいます。その夢を達成するために「辯財天信仰」を比叡山修行中に「これだ」と悟って「辯財天様の教えに心を乗せた」のです。
辯財天様は「福禄寿」のご利益をくださるのが「本願(辯財天様の使命)」です。
何事をなすにしましても「財福」が無ければならず、また「禄」身分も確かでなければならず、「寿」健康が無ければこれまた夢が叶わないのです。
この三つを与えてくださるというわけですから、安心して人生の夢に歩むことができるのです。心を辯財天様に乗せて今日が在ります。
私の寺の辯財天様は「金港辯財天」様という名前です。
「金の港」、港はご存じのように「出船入り船」があります、金港辯財天様を信仰すれば出船入り船が盛んになるのです。このことは「自身も潤い、人様も潤う」と云うことです。
世間の皆さんも自身も豊かでなければ多くの人と共に喜びを多くすることは出来ないのです。
昨今の社会情勢を見ればおわかりのように社会が不安定になりますと多くの人に影響が出るのです。
今日はお参りをされ素晴らしいご縁をお受け取りください、そうすることでご家族の方、会社、社会の皆様と共に無病息災となります。病は何も体の病ばかりではありません、心身共に息災でなければならないのです。
午前10時からのがん・中風・ぼけ封じ「大根焚き」お灸鉢かぶり法要お待ち申し上げております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌