思いやり

おはようございます。

毎月月末をむかえますと反省をするわけですが、仕事は楽しくそして厳しくあるべきでしょう。
厳しさがなければ己を戒めることも緊張感もなく自堕落になってしまい破滅に向かうのです。何の危機もなければ平和ぼけするのは当然のことで、自民党があれほどの恥じを世間に曝したにもかかわらず恥じと思わず、何の対応もしなかったことを見ればおわかりのことでしょう。
しかし厳しさだけでは人は動かないことは当然です。厳しさの中にやはり「思いやり」が大切なのです。
その思いやりも時には適切な助言、アドバイスが必要です、助言を助言と聞いてくれるようにするためには日頃の人様への接し方です。
「思いやり」。
人間には思いやりが必要です。これがありませんと、人間関係がうまくいきません。上下関係では信頼関係を築けないということにもなります。
菜根譚に「思いやりとは何か」をこのように言っております。
「人の小過を責めず」。小さな過失はとがめない。そんなことにいちいち目くじらを立てない、このようなことでは、人は集まってこないからである。
「人の陰私(いんし)を発(あば)かず」。かくしごとはあばかないということ。誰にもふれてほしくないことがあるものです。気づいても、そっとしておいてやること。
「人の旧悪を念(おも)わず」。古傷は忘れてやるということ。そんなことを執念深くほじくり出したのでは、たちまち人間関係は破綻するからです。
菜根譚は、この三点を指摘した上で、「他人に対してこの三つのことを心がければ、自分の人格を高めるばかりではなく、人の恨みを買うこともない」と付け加えています。
この思いやりを人に施すにはやはり自身をしっかりと戒めておく必要があることは言うまでもありません。
自身に厳しくせず思いやりを行使したとしても何の効果もないからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌