心を落ちつける

おはようございます。

9月のご愛読ありがとうございました。お陰さまで今月も毎日続けることができました。
毎朝書くことが私の一つの機軸、これを書くことで自分を戒め、大きな過ちを少なくしています。
「心を落ちつけ、目を澄ます」。
菜根譚一七三条に「事なきの時、心は昏冥(こんめい)し易し。宜しく寂々(せきせき)にして、照らすには惺々(せいせい)を以てすべし。事有るの時、心は奔逸(ほんいつ)し易し。宜しく惺々にして、主とするには寂々を以てすべし。」とあります。
意は「なんの事件も起こらないとき、心はぼんやりとしてものが見えなくなりやすい。だから、心を静かに落ち着けて、澄んだ明らかな目でものを見るようにしなさい。
これに対し、いったん何か事件が起こったとき、心はやはり常軌を逸してしまいやすい。だからこのような時は、目を澄ませて明らかにし、静かに落ち着くことを心がけるようにしなさい。」。
これは日常に自分の心を確かにして、「心が自分を離れないようにしておくことの重要性を説いている」のです。
心を澄ませる為に祈り、瞑想し、明らかにものを見る目を持つために学ぶ。
明日からは新しい月が始まります。「一日一生」、自分を見失うことがないように日々確かに「為すべき基軸」を持ちましょう。
明日1日は「にんげん学」一宮講座、10月初日から皆様とご一緒に学べることを喜んでおります。中部地区の皆さん会場でお待ちいたしております。
今朝はしとしとと雨が落ちています、静かに反省し明日からの新たな目標を強く確かにするには落ち着いて良い月末かもしれません。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌