敬と怠

おはようございます。

今日から一泊二日で管理職研修があります、又明日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。
何事でもそうなのですが、「敬と怠」というこの相対の世界を確かに出来れば人生何の恐れれもなく道を歩むことが出来ます。
「敬と怠」。
人間のエネルギー、パワー、活力というものが衰えることなくイキイキとできるのはどう在れば良いのかと申しますと。
礼記・敬身第三」に「丹書(たんしょ)に曰く、敬、怠に勝つ者は吉なり。怠、敬に勝つ者は滅ぶ。義、欲に勝つものは従い、欲、義に勝つものは凶なり。」。
意は「敬の精神が怠惰な精神に勝っている者は吉である。反対に怠惰の心が敬に勝っている者は滅ぶ。正義の心が欲望を克服している場合はものごとが順調に進展し、反対に欲望が正義に勝っている場合は凶となる。」。
「敬の精神」とは、現実に甘んじないで、より高く貴いものを求めて精進する心をいいます。
神仏に祈ることはこの「敬の精神」です。自然は「万物を化育」しています。この宇宙の存在そのもは私たちの想像を遙かに超えています。化育すればこそ季節毎の豊かな恩恵がもたらされるのです。ですから身近な神仏の神秘を敬えない、手を合わすことが出来ないというのであれば何をか況やでありましょう。
自然の恩恵を受けている私たちです。敬の精神を無くしては何の進展もないことを知らねばなりません。進展がないと悩んでいるとすれば「敬の精神の欠落です」。明日午前10時から祈りが始まります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌