身につける

おはようございます。

今日から三連休ですね、遠出の方は気をつけてお出かけください。
今朝は毎週日曜日にお参りくださり京都の「にんげん学」講座にもご参加いただいておりますYさんが懺悔練行の随喜をしてくださっております。懺悔練行も今朝で満行、21日間を誠澄は無事勤め上げることでしょう。
来週の29日からは一週間の「断食・断水・不眠・不臥」に入行いたします。そのための懺悔練行だったのです。
「身につけるため」。
行は行が目的ではなく、行を通じて普段の在り方を間違いが無いように、又どのような状況に於いても目標を見失わない自分を作り上げる。そしてどのような状況にても人様の幸せを祈れる自分と為すためでもあります。
私たちは自分が大事なことは言うまでもありません、だからこそ大事な自分を損なわない人生と化すことが大事なのです。
それと加持力を強くするための行でもあります。
論語、陽貨第十七、二条にも「子曰く、性相近し。習うことは相遠し。」とあり、
意は「人間の天性は、甲の人と乙の人との間に大差のあるものではなく、大体似たり寄ったりのものである。ただその後の習慣によって甲の人と乙の人との間に大きな距離の差が作られていくのである。」。
習慣は第二の天性なりと言われるほど人の性行(日頃のその人の心と行動)を左右するのです。
修業は身につけるものです。そのことを知っている私たちは心身の辛さを感じても、行ずることで身につく喜びが勝るのです。
身につけば何事にも動じない「不動心」ができあがるのです。皆様も確かな人生、喜び多い人生とするためにも身につけることを行ってください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌