物と化して

おはようございます。

仕事始め、出だしはいかがだったでしょうか、最高の出だしであったと思います。どのような時代でも「人様の幸せを考えていく」ことが「仕事を多くする」要道です。
我利からは滅亡と破壊しか生まれないのです。
人の喜びを吾が喜びとする、これですね、誰しも人様から喜んでいただけば嬉しいことを知っております。しかし、知ってはいても「心を貧しくしますと」自分のことしか考えられなくなる、故にどんどんと悪い方向へ向かっていくこととなっていくのです。我利に走ったことを反省しなければいけません。
「物と化した時代」。
今朝は風の音がしております、比叡山で修業していた時代を思い出しております。己を「物と化していた時」。
どういう事かと申しますと、先輩や、師匠から命令指示されたことに対して「疑問を持たない」、「不平不満を持たない」、「どんなことでもやる」ということです。
命令指示された仕事に対して工夫はしても、指示されたことに「なんで?」と自分の考えを入れない、ということです。
とにかく「無心でやる」、「早くやる」、「確実にする」ということを徹底しました。事を徹底して行ったお陰で「多くの指示命令が得られた」のです。そこから得たものは「世界を広げていくことになった」ことです。
とにかく「無心に明るく」やることを徹底したのです。上の人の指示を疑わず、「自分にとって最大に必要だと考え」て仕えたのです。
人生は己自身の「行動哲学が大事」です。
物と化して行動したお陰で自分が考えている以上の物事を知ることが出来、様々な能力の扉も開かれました。多くの人に仕えることで肉体的には辛く苦しいことは当然多くありましたが、「知る喜びに目覚めた」のです。
自分の価値観を更に広げることが出来たのです。私は「ある時期」に「物と化して働くことも大事ではないか」と考えています。
人様は自分の考えとは違っています、違っているからこそ「器を大きくするきっかけを造ってくれたと感謝も」しています。その上、人様が私を「必要とする価値を認めてくれたことが又大きな喜びでもある」のです。
自分の考えはもちろん大事です、しかしある時期に「自ら物として」無心に動くことで新たな心の扉、才能の扉が開かれるということのあることも事実であることを知って欲しいと願ってもいます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌