大和

おはようございます。

今日は「建国記念の日」、日本という国が建った、確かに私たちの意識の中に認識されたという大切な日です。
「何によって国を建てるか」が一番問題であります。やや中心がぼやけているように感じるのは私一人が感じていることではないのではないでしょうか。
どのような国としたいのか、国民が歩んでいく方向はどこか、ということでもあり、大切な「精神」です。
「大和のこころ」。
日本を「大和(やまと)の国」とも言います。最近は余り使われておりませんが「大和(だいわ・やまと)」の心を皆さんに大事にしていただきたいと念じております。「大和の精神」であってほしいということです。
宇宙の存在、私たちの存在と言うことです。宇宙も人間も、皆大和から成りたっているのです。悪意邪念をもって相争うことはすべて破滅に向かうのです。
和ー大和なくして何一つ存在し得ないのです。
本居宣長(もとおりのりなが)の歌に、
「しきしまのやまと心をひと問はば、朝日に匂う山桜花」
という素晴らしい歌が大和の心を端的に美しく表現しております。
たった一つの花が咲くのでさえ、あらゆる大和があってこそ花咲くのであります。
心の華を咲かすことが出来るのは大和の心があってこそであります。自分を大切に、そして人様を大切にしましょう。自分の事を「少し控えめに」、「人様のことをお互いに思い合うこと」が「和の世界の実現につながる」のです。
明晩は「にんげん学」東京講座。関東地区の皆さん「大和の心」をご一緒に学びましょう。明日は京都へ最終の新幹線で戻らなければいけませんので懇親会は残念ですが取りやめて、会場で時間の許すまでお話しをする予定にしております、ご容赦ください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌