言葉の用心

おはようございます。

先日の寒さで時ならぬ雪に見舞われた地域もあったようですね、高知では桜が咲いたというニュースもあり、列島は様々です。
今日は暖かく雨も大丈夫のようで安心して東京の「にんげん学」講座に出かけます。以前には考えられないような厚着をしていますので、都会ではどこでも建物に入りますと汗ばんで大変です。
「言葉の用心」。
言葉に力の在ることは昨日も書きました。力のあることを知りますと、「言葉で押そうとしなく」なります。
「行ったことを言う」という「在り方」であればいいのですが、私たちの行動を人様がすべて知っているということではありません。ですから行動より「言葉が先」ということが現実に多くなります。
ですからどうしても気が先に走りますと「言葉で説得しようとの気持ちが勝り」、「語気が強くなりがち」となります。そうしますと、人様は「押しつけられている」という気持ちがしてしまいます。
人様は「押しつけを嫌います」。なぜでしょう、「否定されているという気持ちとなる」からです。
言葉には「力があります」。そして「人様には理解力があります」。このことを確かにしていますと、「穏やかに」そして「確信を持って」離すことができ、押しつけるような話をせずとも、相手に「安心感と、信頼感」を持ってもらえるようになるのです。
言葉には力がある、ということを信じ、言葉を手がかり、足がかりとして「日常に人生の確立を計れば」、自然人様と話すときには「言葉力、会話力」となるのです。
そのためにも言葉に従って日々生活することが大事です。
言葉を通して人生の確立を図ろうと考えずにただ話をしているだけでは、話せば話すほど人心が離れていくのです。
「文を以て友を会し」とは論語・顔淵第十二、二十四条にある言葉です。言葉に沿って生きようとする人間に「友は集まってくる」のです。このように在ることで真実の「利が在る」のです。
今夜は「にんげん学」東京講座、会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌