言葉の力

おはようございます。

毎日お経をお唱えするわけですが、毎日新たな気持ちを蘇らせています。お陰で毎日気力が衰えず、充実感を以て一日を歩めています。
「経文の力」。
約一時間半の朝のお勤めで「心が鎮まる」のです。
それはやはり「真実の言葉を誦することで生じることで」、ただ漫然と時を送ったのでは心が鎮まるということはないでしょう。
言葉の「指し示す」世界へ「誘われる」からと確信しています。言葉、言霊、言葉の持っている「霊力」が「幸せへと誘う」のです。
諸々の現象を見聞きするのが現実生活です。「眼に諸々の不浄を見て心に不浄を見ず。耳に諸々の不浄を聞いて心に不浄を聞かず」。まったくこのとおりです。
このようにあれば、問題が生じても必ず原因を突き止めて解決を計ることが可能となるのです。
六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)はすべての現象をとらえますが、経文を唱えていますと、正しい働きをして迷いを起こさせないのです。
鼻でも、舌でも、身でも、意識でも不浄を見ることがなければ、争いもなく、幸せな世界を実現できるのです。
一瞬は冒されるかもしれません、しかし経文を心静かに唱えていれば、不浄に「止まることなく」、「心を汚されず、惑わされない」のです。
真理の言葉を書き記した経文の凄さは誦することもさることながら、聞いた人の魂をも揺さぶることにあるのです。経文の意を介さずとも「魂を揺さぶることが凄い」のです、それがまた「人と人を結びつける」大きな力となるのです。
汚されず、惑わされなければ「使命を全うできる」のです。
続けて経文をお唱え下さい、そして心が騒いだとき経文を思い出してください。明日は「にんげん学」東京講座です。ご一緒に「論語の音読」をいたしましょう。皆さん会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌