仕える

おはようございます。

今月も毎日ご愛読いただきありがとうございました。お陰で今月も休まず書かせていただきました。
仕えることがあるということはいいですね、仕えるとは「奉仕する、従う」などの意味があります。
一昨日から一泊二日、M&Uスクールの皆さん研修お疲れ様でした。学びを体現下さいますよう。また来月お会いいたしましょう。
「仕える」。
行動をすれば何かを得ることは確かな事です。何かを得るにしても、やはり一番の喜びは心の充実感、満足感ではないでしょうか。
では充実感、満足感を得るには、どのように「在ること」が必要なのでしょう。それは、どのような心で、意識で物事に対しているかが大事ではないでしょうか。
いわゆる、人様に対する姿勢、仕事に取り組む姿勢をどのように自分が考え捉えているかです。
私はこの世界に入って以来「仕える」という姿勢で人様や物事に取り組んでいます。
人様に比べれば何一つ秀でているものはなく、仕えてこそ「自分のためになる」と思っています。
役に立ちたい、使命を果たしたい、と思いながら、何をどうすればよいのかさえ分からなかった若い時、そんなときに、とにかく仕えようとしたのです。
仕えるということは、仕えることであり、そこから得られるのは自分の満足感だけです。そして出来不出来は別として、精一杯、力の限り尽くすことで充実感も得ることができました。
朝起きて掃除、そしてお勤め、師へお仕え、草を引く、言われたことを素直に「ハイと返事をして」敏速に実行する、ただこれだけのことです。行動することで、奉仕することで、従うことだけで、心の中に喜びがわき上がってくることを知りました。
知れば、退転はないのです。
自分が得手不得手ではなく、仕える、従うことをすることで多くのことを学ぶ喜びも知りました。何をすればいいのかさえ分からなかった小僧が、身体を通して気づきを得たのです。
仕えれば、悩みも苦しみも生まれません、工夫する考える楽しみと喜びだけです。自分の人生で悩んでおられる人を見ていますと、無心に仕えることをしてみて、身体が歓びを感じるまで徹底したら、と思うのです。
誉められたい、認められたいと思って頭の中で、事に対しているから、「悩みとしてしまう、苦しみとしてしまう」のではないか、ということです。
私も誉められれれば嬉しいですし、楽しくもなります。しかしそれ以上に、仕えていると「為すことを多くする」ことが一番の喜びであるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌