通じないからこそ

おはようございます。

やはり楽しい時間は早く過ぎるようです。もう三日目、いやまだ三日目と言うべきでしょう。
ハワイの山々を見ますとモノトーンのように感じ、海に目を転じますと白波がたって真っ青、そのコントラストで一層きれいに感じます。相反することはお互いに美しさを引き出しいいのかもしれません。
言葉が話せないということは結構辛抱が身につき忍耐力が増しそうです。ハワイは今では日本語がほとんど通じるからいいのですが、これがまるっきり通じない情況にあれば大変なことで、過去に移民で来られた方の苦労がしのばれます。忍耐の連続ではなかったかと思われます。
「通じないからこそ」。
言葉が通じなければ心が通じないのかといえば、それはやはり違います。言葉が通じても心は通じない場合が多くあるからです。心が通じたり、通じなかったりは何故起きるのでしょう。やはりそれは「行動に誠意」を感じるか、感じられないかです。
言葉や価値観の相違が在ればあるほどやはり、「誠意」ということの大切さを思い知らされております。
また言葉が通じるから心が通じるだろうという安易な考え方だけではダメだということも改めて感じました。
言葉が通じるからこそ言葉以上に行動で示すことが大切だということです。
孔子がどのような国に行っても「礼節を失わなければ」仁の世界が確立できると言ったことがしみじみと実感した二日間でした。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌