不器用

おはようございます。

今朝はシトシトと雨音が、上棟式の興奮が気持ち良く落ち着くようです。
新門の上棟式という大事な法要を終えた充実感で今月を終えることが出来る思いが致します。
上棟式へご参列いただきました皆様ありがとうございました。月末のお忙しい中感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。
九十九里を半ばとせよ」「油断大敵」喜びも中くらいにしておきませんと、浮かれていれば足を取られかねません。
今月の締めくくり緊張感を持ってすごします。
「不器用に」。
世の中で名声を博する人を見ていますと、多くの人が「不器用」のようです。その証拠に「一つのことをやって名声を博している」からです。
このことは「努力の大切さを知っている」といっても良いでしょう。努力とは「やめないこと」です。それは不器用だからともいえます。
器用な人の何十倍も何百倍も時間をかけないと、一人前になれなかったことを「知ったから」でもあります。道理を腹の底から知れば「やめない」のです。
何故か「歩み続けたら到達することを知るから」です。
だから、何倍も考え、何倍も、何倍もくり返すのです。器用な人は早く一人前になりますが、そこで努力をやめる人が多いのです。
不器用な人は努力を続けるのです。その努力を続けているうちに一人前から、一流へと変わっていくのです。
中庸第二十章に。「人一たびしてこれを能(よ)くすれば、己これを百たびし、人十たびしてこれを能くすれば、己これを千たびす。
果たして此の道を能くせば、愚と雖も必ず明らかに、柔と雖も必ず強し。」と。
不器用を感謝した昨日でもありました。
今月のご愛読ありがとうございました。明日から10月、早速「にんげん学」東京講座です、東京地区の皆さん会場でお待ちいたしております。月初ですので沢山のご参加をお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。                  合掌