有り難い

おはようございます。

今日は慶びの朝を迎えました。夕方皆様方のご協力によって建設をすすめております心華寺「新山門の上棟式法要」を午後4時から行うからであります。
山門が出来ることの喜びもさることながら一番嬉しいことは多くの皆様のご協力があるということです。感謝の思いは筆舌に尽くすことは出来ません。ただただ「ありがとうございます」という言葉だけです。
「有り難い」。
有り難いとは「有ることが難しい」ということです。有り難いの反対語は「あたりまえ」です。いま目の前にあること、「寺、仕事、信者の皆さん、家族、仲間、健康」を「あたりまえだ」と考えては感謝の気持ちはわかないのだと考えています。
感謝の気持ちがわきませんと、「仕事や人生に丁寧さや工夫、親切や共に歩む喜びはない」のではと考えております。
「目の前にあることは、あたりまえではない」のです。
それは「なくすと、よくわかること」です。失って、なくして茫然自失としたことは誰でもあるのではないでしょうか。
なくなるのは、「あっというま」です。なくしてから、しまったと思っても後の祭りです。
そうならないためにも何故なくしたのか、うしなってしまったのかを反省し、同じ過ちをくり返さないためにも、「有り難い」という感謝の気持ちを忘れてはならないのだと今朝は一入反省し感謝しています。
いま目の前にある、寺、信者の皆さん、仕事、家族、仲間、健康、そして今日の法要を「有り難い」と感謝するばかりです。
感謝の思いで今朝のお護摩で皆様のご安泰を祈ります。有り難いことです。どうぞお時間の許す方は「上棟式」へご参列下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌