布施

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました。来月もご一緒に論語を読みましょう。季節の変わり目です、どうぞお大事にお過ごし下さい。
「布施」。
昨日は朝のお勤め前は曇っていたのですが、終わってみれば真っ青な秋晴れ、爽やかな気持ちで10月のスタート、気持ちよく東京へ出てきました。
出かけるときは信者さんが毎月恒例の「仏器磨き」のご奉仕の最中に出てまいりました。寺は皆様のご奉仕によって成り立っています。
先の表題の「布施(ふせ)」は普通には「お金」のことを指すように思われますが、布施にも様々な内容があります。ご奉仕くださることを「身施(しんせ)」といいます。
布施は慈悲心を象徴的に表しております。
物で心を例えますと「水の心」です。水は「方円の器に従う」ように、どのような器にもいっぱいに広がり、形となります。それは決して「自分を見失わない、主体性を失わない」ということです。ですから身施を率先する人はどのような場所でも輝いているのです。
また布施の心は「えらばない、かたよらない」心です。
「人喜び、物喜び、事喜び」のできる人。ですから身施を率先する人はチャンスを手にする人なのです。
あれこれとえらぶ心は「差別の心」。そのような狭い心にはいくら人様と縁があっても「入る余地はない」のです。えらぶことほどチャンスを逃す生き方はないのです。
お手伝いをしてくださる皆さんの笑顔に送られて、楽しい勉強会でのスタートの10月の始まりでした。
帰りますと一泊二日30名の「管理職」研修が待っています。そして明日は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」、午前10時からです、どうぞおまいりください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌