闇の中で

おはようございます。

一昨日心華寺での新門落成法要、採燈大護摩法要を終え九州小倉駅についたのが午後7時前、在来線に乗り換え下関に、門司駅の少し手前で関門海峡の上に満月が輝き帰りを待ってくれたように感じ法要の感動が残っていたためか、また乗客も少なかったせいか思わず涙がこぼれました。
大勢の人に祝福され、愛宕寺に帰ると暗いお堂で静かにご本尊様が一人迎えてくださり、しばしご本尊様の前に座って瞑想し独を味わい改めて感謝を。
愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」ご参拝ありがとうございました。お天気はよかったですが冷え込んだ中のお出かけ感謝いたします。後片付け掃除をくだされた皆さんありがとうございました。
「闇の中に光明を見る」。
暗いお堂におりますと、明るい未来が見えてきます。本堂に一人おることがだから好きなのかも知れません。物事を考えようとすれば明るいところよりも少し暗いほうが考えやすいのです。
それは「気が散らない」からです。無意識のうちに集中するのです。
明るい中で、明るいことを考えようとしますと、いいアイデアは思いつきにくいものです。明るすぎて気が散ると云うこともあり、失敗や闇を怖れる気持ちが出てしまうからです。
一人静かに考えられるようになりますと「人に問い意見を聞くことができるようにもなり」、自身の考えにプラスできるようにもなります。
何も自分の考えを持たずに大勢の人と意見を戦わしても、「言葉の応酬になって」実のない話しで終わることになりかねません。
朝早く起き夜明け前、最も清明なる時間帯に静かに思考を巡らす瞑想は人生の大きな飛躍のきっかけとなるはずです。闇の中にこそ光明があるのです。
明晩は「にんげん学」小倉講座、心学をご一緒しましょう。会場でお待ちしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌