豊かさ

おはようございます。

「にんげん学」小倉最終講座ご出席ありがとうございます。一年12回、一ヶ月一度、このことを確かにしてくだされただけでも学びの成果です。一つの予定を確かにするための努力、これは自分の世界ですので、一層人様への配慮がなければ実現不可能です。
確かな自分の時間を作ることができなければ仕事もプライベートでもイニシアチブを他に握られているということであり、自分の時間を作れることは「人様への気配り心配りができる」という証でもあります。そこにこそ「繁栄のポイントがある」のです。
来年もしっかりと自己実現のための時間をお作り下さい。「自分の時間を作ることが人様のお役に立てる時間を作ることができる」のです。良いお年をお迎え下さい。
「豊かさ」。
豊かに生きる、やはり良い言葉は書いただけで、発しただけで嬉しくなります。だから良い言葉を書き、発すべきです。
では豊かさとはどのようなことを言うのでしょう。それは今書いていることを言います。「書いて発して豊かになる」、これが「豊かさ」です。
豊かさとは「思い」なのです。
この思いを具体的な「形あるもの」に求めてしまいますと「心が貧しくなる」のです。豊かさを「こうだと定義づけない」ことが豊かな生き方なのです。
そうしますと、あら不思議「精神的にも物質的にも豊かになる」のです。変な話ですが、空想です。しかし妄想ではありません。
美しい物を見て美しいと思うのは自身の気持ち、心から思っているのです。美しいと思う事柄の多くは人様の物であって、自分の物は少ないのです。
自分の物でなくとも、美しいと思う心は「幸せな心」で「嬉しく楽しい気持ち」です。ですから自分で所有していなくとも私は十分に幸せなのです。
豊かに生きることをこのように考えるようになってから一段と素晴らしい人と多く出会いをいただきました。年末年始を豊かな思いで過ごします。
幸せな思いをくだされた皆様の素晴らしさにひたり感謝しながら宇治へ帰ります。
愛宕寺の信者の皆さん、「にんげん学」へご出席の皆さん来年も豊かな年と致しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌