おはようございます。

愛宕寺「年賀式」沢山のご参拝ありがとうございます。本年もどうぞ日参り、週参り、月参りをお忘れなく、読経が御仏と自身を硬く結びつけ、繁栄、安泰を揺るぎないものにします。
人生は沢山の方のお力によるものです。沢山の方にご恩があります。試練を与えてくだされた方が一番の恩人かもしれません。もちろん教えをいただいた皆さん、合力をくだされた皆さんは申すまでもありません。誰一人として恩人で無い方はいないのです。
「恩」。
恩という字は「囗(くにがまえ)の中に大という字が入り、下心」を書きます。囗(くにがまえ)の中に「大」という字のある意味は「ゆったりしている、ゆったりとできる、守られてゆったりできる」という意味。そして「下にそのことを感じる心がある」。
くにがまえ、というのは「分野、思いの領域」のこと、「自分が心身共にゆったりできる」のは、「教えをいただいたから、修練をさせてくだされたから、試練を経験できたから」等々の「自分の思い」のことを指して字としているのです。
その思いを確かな行動とする「心」が支えていることを「下心で示している」のです。
ですから恩は忘れてはならないのです。恩を知る人は「行動の人」、行動がなければ「感謝がない」のです。その思いで行動しますと人に「影響力を示す」ことになるのです。ですから恩を忘れず行動する人は「繁栄の道を歩む」のです。
今日ゆったりと仕事ができるのも、人様とのお付き合いをさせていただけるのも全て「人様のお陰、恩」なのです。広く沢山の方に恩返しをすればするほど世界が広がる、領域が広がるのです。
人生思ったことが叶わなかったからこそ、またがんばり、実力を養うこともできたのです。そして悲しみ苦しさ、悔しさを味わったとき、側にいてくれた人もあったのです。物事善悪や、損得だけでは成長もならず、大きくもなれません。
神も仏も無いものかと孤独を味わい、悲壮感で死さえも考えることもあったでしょう。いろいろな恩を私たちは感じてこそ「恩返しができる」のです。
苦しかったからこそ「苦しくない世の中を作ろう」、仕事ができない悲しさ悔しさを味わったからこそ、「起業しよう」等々です。その負けん気を奮い起こさせてくれたのも「恩」。
何もなく途方に暮れていたとき、分けてくだされた温かい心に接したことも「恩」。色々気づかせていただきました。少しでも恩返しができるように精進しなければと今年も年頭一週間を経て時の過ぎる早さを思い考えております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・
ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌