修養

おはようございます。

毎日「栄養ドリンク」をお読みいただきありがとうございます。お読みいただいております多くの皆様はきっと生涯「どう生きるか」がハッキリとしておられるか、「どうしたら」と考えているからだと思います。
孟子に「天がある人に大任を授けようとするときは、必ずまずその人の心身を苦しめ、窮乏の境遇に置き、何をしても思うように事が運ばないような不本意な情況を与えて試練させる。」とあります。
「修養」。
人生の転機とは孟子の書いたとおりではないでしょうか。苦しいから抜け出そうと考え修練しようとする。もしくは苦しいから逃げ出す。
苦労は買ってでもせよ、とは言いますが、これは言葉以上に難しい事です。できることなら誰しも苦労などはしたくありません。しかし現実に苦労は在るものです。ときにやはり「精神」が大事です。「精神は高い精神を持つべきだ」とよく言われます。「精神」にはもともと、いろいろな意味がありますが、ここでの「精神」は、「人の心の中に蓄えられている力」であり、「一種のエネルギー」です。
そして、ある種、「人の意識や思想を形成するもの」であり、「価値観が昇華されたもの」です。さらにいえば、私たちが有する「信念」であり、「意志」のことです。
富貴をもってしても惑わすことができない、貧賤であっても志をかえることはできない、武力や権勢でも屈伏させることができない。人はこうした「高尚な精神を」養うべきなのです。
志半ばで投げ出したのであれば、精神の修養に気づかなかったからかも知れません。人生後悔しないために、転機の時に自分の心の中にある精神にめざめるべきです。試練は人が与えるのではなく、天が与えるのです。先の孟子の言葉を励みとしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌