事上

おはようございます。

M&Uスクール受講の皆さん新年一月のスタートからご出席いただきありがとうございます。今年も一年ご精進下さい。人生の道は自分が切り開き歩んでこそ自然周囲の暖かい協力が在るのものです。来月もお待ち致しております。
新年一月ご愛読ありがとうございます。今年も無事スタートができました、やはり嬉しいことです、感謝いたします。
しかし挨拶が挨拶で終わることなく確かに一年をご一緒いただくための努力は確かにしなければいけません。
何事でもですが、それにはやはり現実で失敗したことを自覚しどれだけそれを認められるかが大きなステップアップの鍵となるのです。
「事上」。
王陽明は「事上磨練」を説きました。私たちは多くの事柄を学ぶ事ができます。そしてその学びを通して得たもので人様とのお付き合いをいただこうともしています。
そこで実践の中から学ぶ事が大事だという言葉が先の「事上磨練(じじょうまれん)」です。教えを「原理原則」といいます。原理原則を用いる私たちには「感情」があります。この感情の自覚が又人生の大きなポイントなのです。生活や仕事など毎日の実践を通して自分を磨けるかどうかを決定するのがのが「感情の自覚から生じる意志力」だからです。
自分を磨く方法は、まず第一に、すぐれた先達の教えに耳を傾けることであります。そのためのてっとり早い方法は古典を読んだりすることです。
だが、本を読み、人の話を聞いただけでは、なかなか生きた知恵が身につかないのです。学んだものをしっかりと身につけるためには、それと並行して「事上」で自分を鍛え、体で覚えることが必要だというのが「事上磨練」です。
実践を伴わない知識は、しょせん付け焼き刃に過ぎません。また過ちを犯しながら自覚もせず修正もせず、磨き上げようともせず、同じ過ちを繰り返すようでは何をやっても進化はしません。
なぜならば実践の中で磨かれてこそ、知識も人間もほんものとなるからです。現実仕事の真っ最中には言い訳などできないのですから、現実から出た結果を確かに受け入れてこそ己の進化も約束されるのです。現実を否定していては現実から否定されることを知るべきです。
現実の様々な出来事はチャンスでもあるのです、現実の出来事を感情で確かに受けとめているのが私たちです、その感情を進化のために生かすのか、それとも「気づかぬふりをする」のかは自身が瞬時の内に判断していることをお忘れありませんように。
今月のご愛読ありがとうございます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌