功を急がず

おはようございます。

如月(きさらぎ)二月、今月もよろしくご愛読いただきますようよろしくお願いいたします。如月の月名にふさわしく毎日寒い日が続きます。雪国は大雪で大変なことですがどうぞ一枚多めに着て心身共に暖め、お風邪など引きませんようお気をつけ下さい。
一月の反省を確かにして数十年歩んできました。一ヶ月の試運転を終え本格的始動、一年の計を本に歩み出し何を引いて何を足すべきかがハッキリしたはずです。
急がず騒がず慌てずじっくりと歩んで参りましょう。そのためにも「聞いたこと学んだことをじっくりと心身で熟り上げ修めるべき」ではないでしょうか。
私も先日より生活リズムを変えています、今日から本格的に時間帯を変えて生活をしますので、この書き込みも今の時間帯になりますのでご了承ください。
「功を急がず」。
人は飾ることをしてはいけません、飾るということは「できないのに出来るように言う、話す」ということでもあり、このような行為が一番の非礼でもあり、信用を得られず、ただただ評判を落とし、自身の人間性を自ら貶める行為です。
飾ることの一番は、「耳で聞いたことをそのまま他人に受け売りすること」です。このようなことでは「少しも身につかない」のです。ですから自ら「不肖(ふしょう)を喧伝(けんでん)」しているようなものです。飾っていることを知らずいくら知識を振り回しても人様は感じるものです。人様は愚かではないのです。
耳にしたことを直ぐ口にすることを「口耳(こうじ)の学」といいます。人は学ぶ事を忘れてはいけません。ですが、同じ学ぶにしましても、「口耳の学」のような学び方では、かえって有害無益です。
学ぶと言うことは自分を高めること、自分を向上させることです。ところがそうではなく自分を売り物にしている飾っている人がいるのです。問われもしないのにべらべらしゃべる、これをオシャベリといい、一を問われて二まで答える。これをオセッカイといいます。
実学ぶ人は「打たねば響かないもので、また打てば響くもの」なのです。
口耳の学の人は打っても(こちらが求めていること)響かず、打たれれば不平をいうのです。
知ればしっかりと意中で練り上げてこそ人に響く言葉となり、人を引きつける行動ともなるのです。一ヶ月の試運転を確かなものとしてまいりましょう。
今夜は「にんげん学」大阪講座、本格的始動、開場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌