三十にして立つ

おはようございます。

今朝は福井市での目覚め、昨日二組の一泊二日の研修を誠澄に託し、午後から福井市にありますM技研様の「創立三十周年・感謝の集い」にK社長様にお招きいただき社員の皆様とK社長様の余慶に与りました。
余慶とは「先人や人様のお陰で幸せをいただくこと」です、K社長様が一代で築き上げ三十周年を迎えられた、三十年の間には様々なことがあったことでしょう、三十周年を迎えられたことは社員様のお陰だと社員様の為に「感謝の集い」をK社長様は催したのです。
これまた素晴らしいことです、昨日書きました五倫の一つ「君臣義あり」を体現したものです。「上の者は下の者を労り、下の者は目上の者を敬う」からこその三十年であったのではないでしょうか。
M&Uの皆さん二日間ありがとございます、CMA「中堅幹部セミナー」にご参加の皆さんありがとうございます。皆様のご活躍をお祈りします。
「三十而立」。
先の言葉は「論語、為政第二、四条」にあります。「吾、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず。」と。
意は「十五才のとき学問で身を立てようと決心し、三十才でその基礎ができ、四十才で自分の進む方向に確信が持てるようになった。さらに五十才で天命を自覚し、六十才のときにはどんな意見にもすなおに耳を傾けられるようになり、七十才になると、欲望のままにふるまっても人間の規範を逸脱しないような自在の境地に達することができた」というのです。
孔子がみずからの生涯を要約した言葉だといわれます。いずれも容易なことではありません。しかし、われわれの場合は、これらのレベルを努力目標とするだけでも、十分意義があるのではないかと考え、この言葉を揮毫しお祝いとして贈呈させていただいたのです。
K社長様、M技研の皆様三十周年誠におめでとうございます。これからもお互いのため、社会のためこれまでの三十年を基礎として大いにご精進ください。慶びのお相伴に与り心温かく帰ります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌