身近で

おはようございます。

金曜日東京に飛行機で入りましたので眼下に富士のお山を頂上から半分くらいまでを拝み、帰りの新幹線では雲がかかっていましたので裾野から五合目くらいまでを拝み、二日で全容を拝んで帰ってきました。
東京への行き帰りはいつも富士のお山が気にかかります。手を合わせますとエネルギーをもらえる思いがするのです。日々志に向けて歩むように気が充たされるのです。
「身近で簡単なことから」。
日々の心がけを「身近で簡単なことから」としています。家には家の「家訓」、会社には会社の「理念」というものがあります。何があっても必ず「家訓、理念を通して考える」ことで過ちを少なくして、基礎を固め土台を確かにすればこそ富士山のように裾野を広げ大きく聳えることとなるのです。
その理念を「身近で簡単なことから」行っています。理念を考えて続かない理由に「難しく、身近でない」ことが考えられます。「難しいから続かない、身近でないから出来ない」ということです。
繁栄の道は「身近で簡単なことから」なっていくのです。孟子は「五倫の道」といいました。「人としての五つの道」のことです。人の道は「万能の道」であり「繁栄の道」でもあるからです。
五倫とは「父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信あり」の五つです。
親子は愛情によって結ばれ、君臣(社長、従業員)は義によって結ばれ、夫婦は礼によって結ばれ、また長幼はおのずからケジメがあるべきですし、朋友に対しては信義を守らなければなりません、そうであってこそ社会も成り立ち、世の中も平和に治まるのです。
この身近なことの世界で「父子親あり」と「長幼序あり」の二つは特に大切にしたいものです。「親は子を慈しみ、子は親に孝養を尽くす」。また「目上の者は下の者を労り、下の者は目上の者を敬う」ということです。この二つが最も基本となるのです。
親を大事にする人は「仕事もしっかりとする」のです。また「社会人としてもしっかりとしている」のです。長幼の序を大切にする人は「乱を起こさず、人を尊敬しますので学ぶ事も多くし社会貢献も多くする」ことになるのです。
身近な「五倫の道」を大事にしてください、繁栄の大切な基礎です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌