大きな話はしない

おはようございます。

昨日は「ひな祭り」で多くのご家庭ではお子様の成長を願いお祝いをしたのではないでしょうか、節句は大切です、一生の中で体感を通して喜びを分かち合うことは情操教育ではとても大切です。これからも是非何事かの節句の催しを行ってください。優しく思いやりのあるお子様に成長することでしょう。
「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。月一度お会いすることがとても喜びです。来月もご一緒できることを楽しみにしております。お元気にお過ごしください。
私たちは毎日いろいろな人と会話をします。そこで気をつけなければいけないこと「巧言(こうげん)をしない」ことです。「巧みに飾って話さない」、そして「相手の大言壮語に踊らされる愚かをしない」ことです。
「大きな話はしない」。
会話が弾み思わず「大言壮語を発しない」。ついつい景気の良い話をして二進も三進もいかない羽目になるなどということはよくある光景です(最近のマスコミはこのような場面が多すぎます)。
このような行為は「徳を乱し、信用を失う」ことになります。もっと悪いことは「相手を傷つけている」ことです。出来もしないことで、相手にその気にさせることほど「失礼なことはない」のです。
楽しい会話はしても巧言をしてはなりません。言葉は「言霊(ことだま)」です。自分の魂から出た言葉を大切にしなければいけません、言葉一つで「生涯の友を得ることもあり」、言葉一つで「破滅を招くこともある」のです。
言葉を軽々しくしないことは「出来ていないことを恥じる」からであり、言葉で「思考を廻らす大切なもの」だからです。実行が伴わない人間は巧言を発し、大言壮語をはくものです。
言葉一つでその人柄を見抜くこともできます。私たちは軽々しく言葉を発しないように用心しなければなりません。今日の政治の混迷はこの巧言、大言壮語に、話す方も聞いた方も踊った結果でもあります。いつからこのような愚かな民族に成り下がってしまったのでしょうか。道徳学、心学を修め自らの行動を恥じるようになるべきでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌