惑わない

おはようございます。

自分に素直に生きることは意外と難しいのかも知れません、ここで言う素直はジコチュウではなく、「ありのまま」ということです。言葉を換えれば「己を知り素直になること」です。
真実己を知りますと人はどのような態度を人様に対し取るようになるかといいますと、「自分の力量がまだまだ不足であると考え、慎み深くして、人が自分の力量を知らないからといって気にかけなく」なるのです。
なぜかといいますと、「力量が足りないことを知り、補うための努力をするようになるから」です。素直に生きるということは「現実に素直に対処できる自分となる」のです。
「惑わない」。
素直になり自分を知りますと、「惑わない自分が現れます」。何をしたらよいのかがはっきりするからです。孔子も「知者は惑わず」といっています。
人間知らないことが恥ではありません、知らないことを認めず、言葉、口先だけで反発、反抗、知らないことを認めず「争うことが恥」なのです。そこからは何の進化もなくなるのです。
いつも書いていますが、知っていることと知らないことは、当然知らないことが多いのです。ですから知らないことを恥ずべきではないのです。
素直に知らないことを知った人間は「惑わない知者となる」のです。知者となればどのように生きるかと申しますと、「惑わず恥じない人間となるように学び修練を続ける」のです。
惑わず己を高めていきますと、更に「人の素晴らしさが見えてくる」のです。自分に素直になり惑わずに生きると「人生に勇気を持ち、人に対して思いやりを深める」事ともなるのです。
何故かと言えば、「人が知の大事も行動の大事も気づかせてくれたことを知ったから」です。
今夜は「にんげん学」一宮講座です。愛知地区の皆さん会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌