守・破・離

おはようございます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」ご参拝ありがとうございます。ご一緒に大震災の復興のお祈りができましたことに感謝致します。法要後後片付け掃除をご奉仕くださいました皆様ありがとうございます。皆様のお手本です、これからもよろしくお願い致します。
「守・破・離」。
最近先の言葉が若い人の間でよく使われているそうです。「しゅ、は、り」と読みますが。千利休の歌に「規矩作法守りつくして破るとも 離るるとてもまとをわするな」からこの言葉が様々な道を歩む人達に活かされるようになったのです。
昨日書きました不自由が当に「守」でしょう。人間の美しさの一つに「守る美」があるのではないでしょうか。忠実性の美です、無心に信じる忠誠心の美しさに心を打たれない人はいないでありましょう。
忠実に事を行っている人を見ますとその人の「独自性」となって人は感じるものなのです。いわゆるその人の「独自性の美」となるのです。それが「破」となるのです、ここまで来るにはやはり忠誠心がなければいけません。
そうすることで新たな「出会い」がもたらされるのです。人間は美の意識が増してきますと「創造性に火が付くのです」それが「離」です。クリエイティブな「自分との出会い」です。
私たちの心には「守る美しさを感じる喜び、忠誠心の歓び、創造する歓びがある」のです。
この喜びを実感するには不自由(守)を我が物とすることがポイントであることは言うまでもないでしょう。
明晩は「にんげん学」小倉講座、自分の心を学びましょう。会場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌