よそ見せず

おはようございます。

道と名づけられた道はどのような道でも繁栄に至ります(悪の道は破滅の道です!)。しかしこの道という道はどのみちでも「一筋」であります。その道を真っ直ぐに一筋に歩まなければ繁栄には至らないということです。
「よそ見せず」。
何事の道に志しても「精神を散らさない」で整理し、一箇所に合わせ「集中」させることが必要です。
自分が決めた道を歩もうと志を立てたら、その心を「功績や名誉のために用いない」ことが肝要。認められたい、誉められたいということに「心を奪われてしまっては修養の道には至らず」、「道を極められる道理はない」のです。
評価や功績、名誉は「道の中にこそ在る」のです。精進することもなく、修養することもなく「よそ見をしていて、心ここにあらずでは」何物も得られません。
道は繁栄の道であることを知ればよそ見はしないのです。そのためにも我欲に惑わされないことです。
比叡山を開かれました伝教大師様は「道心の中に衣食有り、衣食の中に道心無し」と申しました。道を無心に歩む中にこそ不自由のない衣食はついて回ると、そして衣食を追う者は常に衣食に困ると。
明日24日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。幸い日曜日、無心に祈りの道をご一緒しましょう。午前10時にお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。