敬老

おはようございます。

今日は「敬老の日」、それぞれのお宅でいろいろな催しを考えていることでしょう。家庭は人生の基本、大切にしましょう。家族の安泰の方法はいろいろありますが「一歩遠慮、一つの思いやり(何か言いたいことがあったとき全部を言わない。こうした方が良いのだけどなぁ〜と思ったことは率先して行う)」です。家庭の中にこそ「社会が在る」のです。何でもありは「家庭ではありません」。
甘えられる環境であるからこそ「甘えない」ことが「家庭の要道」です。そして「お互いがお互いに仕える」ことも大事です。家庭の中だからこそ大事です。なぜ大事かといいますと「命令指示されない気づきの場所が家庭」だからです。気づいて率先してすべき世界で気づかないまま成長し、「気づきをしなければいけない社会の中に出れば」、茫然自失の人生と化すからです。
「敬老」。
「敬老」の話は毎年書いています。家庭は基本だからです。自分をこの世に生んで下さり、育ててくれた身近な人を先ず「敬する」ことは当然のことです。敬する態度の基本は先ず「挨拶をしっかりする」ことです。
おはようございます。いただきます。ごちそうさまでした。いってらっしゃい。いってきます。お帰りなさい。おやすみなさい。ありがとうございます。この八つが挨拶の基本です。挨拶をしなければいけないことは誰でも知っています。この簡単でありながら、「心と心をつなぐ」最大の方法である挨拶が身についていてこそ実社会に出たとき大きなプラスになるのです。
老とは「孝」のことです。孝の字の「子をとってヒを入れた字が老」、「孝は老のヒをとって子を入れた字が孝」。老の字義は「親が子を抱いて育てた姿」であり、孝は「年老いた親を背負う姿」であります。
親はいつまで経っても親であり、子はいつまでも子であるのです。老、孝の字の成り立ちを思い今日は精一杯の孝養をつくしてください、そして心から「ありがとう」を言いましょう。
明日20日は秋のお彼岸の入り、ご先祖様への孝養もお忘れ無く、明日午前10時より愛宕寺の「彼岸会回向法要」です。是非お参りの上ご焼香ください。心華寺はお彼岸のお中日23日に午前10時より法要を行います。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。