無始無終

おはようございます。

今日は秋のお彼岸のお中日、心華寺では午前10時より「彼岸会法要」を執行致します、休日でもあります、どうぞお参りください。回向、先祖供養、親孝行はし尽くすということはございません、「終わりがない」のです。終わりがないということに「気づくことが大事」です。
「無始無終(むしむしゅう)」。
人生は一本の糸のようなものです。「どこが始まりで、どこが終わりかわからないと考えるべき」です。ですから一喜一憂して人生を投げ出してはいけないのです。
先祖供養、回向は大切な営み、この営みは上にも書きましたが、し尽くす、ということがなく、終わりがないのです。永続するもの、永続しなければならないものです。
故に終わりのない営みを「自分の我、考えで終わりにしてしまうことが何事の継続もできない原因を作り」、そして継続のないのは何でだろうと悩むことをしているのです。このような「愚かな悩みを作るべきではありません」。
自分の価値観で考えて価値のないと感じたことでも「為さなければならないことはある」のです、それが先祖供養です。価値を見出さないからといって長年継続されてきた「習慣」を無始するが故に「家門の繁栄からも、人生の確立からも見放される結果を招く」のです。
継続する物がある故に、そこに営みが出るのです。営みがある故に人様との関わりも起きるのです。そして継続が可能となるのです。終わりがない故にまた「工夫や発想」となり、「人生に面白味も楽しみも出来る」のです。毎朝ご先祖様を供養することを起点にして一日を元気に明るくスタートすれば、無始無終の人生、必ず素晴らしい出会いが待っています。午前10時から「彼岸会法要」です、お参り下さい。
明日は24日ですので愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。祈りも継続しましょう。
昨日10月の予定をお知らせしましたが、京都の「にんげん学」講座にご出席下さるIさん、そして一宮講座のGさんに10月6日の一宮講座が京都講座になって間違っていますよ〜とお知らせいただきました、ありがたいですね、間違いを指摘くださる、IさんGさんありがとうございます、訂正させていただきました。来月お会いしますことを楽しみにしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。