分けていただく

おはようございます。

寒いときは何をするにつけてもためらいが若いときにはあったように記憶しています。よおぉ〜しやるぞ〜と気合いを入れてからです。
「分けていただく」。
しかしそんなときでも気合いを入れてやったには理由があります。昔から言われていますが「仕事は沢山で、美味しい物は一人で」と。美味しい物や仕事、お金は独り占めしたいのが人情です。このように考えてみますと「情とは欲でもあります」。情は「身近なものに厚い」のです。
その大事な仕事を「分けてくださっている」という思いが私にはありました。仕事を「作ることも生み出すことも出来ない私に与えてくださる」、感謝で一杯です。
その上に「教えてもくれますし、確かにすれば誉めてもくれる」、もちろん失敗をすれば注意されるのは当たり前のことですが、「見捨てはしないばかりか又指導してくださる」。
今頃の季節になりますと思い出すのです。体や心に感じる辛さや苦労ではなく、仕事を作る凄さ、またそれを継続できるような形、システムを作り、「社会に役立つ喜びを教えてくれた凄さ」をです。
肉体に感じる辛さは、仕事を作る偉大さに比べれば「我が侭だ」ということを思い知り、教えてくれた冬の厳しさでもあったのです。
先日も書きましたが幸せとは「巡り会い」です。巡り会いから生まれるのが「仕合わせであり」、仕合わせとは「一緒に分かち合い、仕え合う」ことです。いろいろな巡り会いの中で様々な辛さを感じるときもありますが、その辛さがただ単に肉体の辛さか否かを確かにすべきだと考えるべきです。
様々なことを分かち合うのが人間社会です。私は師匠に分けていただき成長し気づき今が在ることに冬の冷たさの中で感謝の心を蘇させるのです。
分かち合うことで人間性も高められ、社会的使命感にも目覚め、生きる場を与えられたことに気づき、次世代へ継承することの大切さも知りました。社会は人から人へと受け継がれて育てられていくのだという使命と喜びも知ったのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。