先に立たないからこそ

おはようございます。

新しい週です。新年も十日を切りました、しっかりと反省し点検すべきでしょう。「後悔は先に立たない」からこそ結果を大事にして次につなげていくべきです。一日一日の結果を確かにしてこそ一週間一ヶ月の結果を確かに出来るのです。
「先に立たないからこそ」。
「後悔先に立たず」と言われます。ですから私は一つ一つの結果を大事にします。自分の行った結果ですからこのようなことは当然なことですが、必ず「ふり返り行動をなぞって反省をする」のです。
何故かと言えば「目の前のことが真実」だからです。現実を直視することがなければ学びも反省も修正も必要が無く、未来への希望も湧かず、日々修練することも無いのです。
現実を直視してこそ静かにふり返ることができる。この「静かにふり返る」ことが次への対応に大きな「ヒントとヒラメキ」となるのです。
では何故静かにふり返ることが「ヒントとヒラメキとなるのか」ということですが。「気を矯(た)めることができる」からです。言葉と行動は「気の放出です」。放出した気は反っては来ません、残るのは「結果」だけです。
そこで出た結果から又新たに「やる気、気を矯める必要性が生じる」のです。息を吐けば吸わなければならないように。
よく何かで失敗した人は「溜息をついているのを見ます」。これらは気を矯めることなく「放出ばかりしている」のです。ですから一層「気が滅入る」ことになるのです。
人間は「怒気と負気」も外に出来るだけ表すことのない修練をすべきです。怒気も負けん気も「気を矯めないから」です。負けを認められないから怒気となり、負けん気だけが強くなり己を乱し、修練ができないのです。いわゆる「現実逃避」なのです。怒っているから、負けん気があるから何か次の行動を起こすかと言えば怒気からも負けん気からも何の行動にもならないのです。口から気を吐いているような人間で修練をした人は未だ見たことがありません。
気を矯めるとは「気力を充実させる、やる気を満々とすること」です。そのために「静かにふり返ることを行う」のです。静かにふり返るとは「瞑想」です。瞑想しますと「呼吸がゆったりとなり」、「気を矯める、気力を充実させることになる」のです。
後悔は先に立たないからこそ反省、修正を確かにすることです。せっかく現実が「気づきを与えてくれた」のです。また更に「豊かになるチャンスをもたらしてくれた」ものでもあります。
残す十日、しっかりと反省をして対策を講じましょう。対策を講じないままで行動すれば、迫力とならず、説得力ともならず輝きも出ないのです。
明日は愛宕寺「初・月例・幸福開運護摩祈願祭」です。祈りは気を矯める、気力を充実させる法に最も則った法です。ご一緒に祈り今年も大いに活躍して多くの人と分かち合う幸せな一年と致しましょう。午前10時からです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。