確かな耳目

おはようございます。

目覚めれば今朝は宇治も積雪、今冬初、積雪といっても雪国から見れば積雪とも言えないかもしれません。うっすらと化粧をしたという感じ。
そんな中、今日から明日の夕方まで一泊二日、CMA様主催による「管理職研修」。研修は大事です私たちは自分を高めようとするならばやはり目標が大切です。目標値は常に高まります。高まることは知ってはいてもやはり外部からの刺激がなければ安心感が出てしまい気づいたときは坂道を転がっていたという現実もあるのです。視野狭窄に陥らずに情報に惑わされず、情報を得るようにしなければいけません。
「確かな耳目」。
目標を確かにして到達するまでは勢いを以てやるのは誰しもです。しかし目標を達成しますと、「朝のあとに日暮れがくるように衰亡の道をたどる」ことに注意しなければいけません。
慢心して耳があっても聞かず、眼があっても見えなくならないこと。目標が達成されるまでには「言葉に耳を傾け」「人も周囲をもよく見た」にもかかわらず、少しのことで慢心してしまうことに要注意しなければいけません。
地位が上がったり、何かで誉められたり、売り上げが上がったりしたとき、慢心の心理状態に陥っていることを知らずにいますと、周囲には「へつらい者が幅をきかし」本当に会社を考えている人間は「口を閉ざしてしまう」こととなるのです。
耳障りの良い事ばかりを聞き、目障りの良いことばかりを認め、次第に裸の王様になってしまうのです。
どのような状況の中でも自身を修練することを怠ってはなりません。たった一人しか部下がおらずとも自分を知ることの道理を知らねば、小は小なりに破滅し、大は大なりに破滅を招くのです。このことは人間であれば誰しもが陥る危険性です。
耳目があっても自らそれをふさぐような愚を犯してはならないのです。管理職の皆さんに「今何をしなければならないのか」という「常に当たり前のことを自覚できるよう」にお話しをしたいと思っています。
情報が入る最先端のセンサーを自らの慢心で破壊することのないようにしなければならないのです。目標を立て到達し、それで終わりというのでは人としての使命を果たしたとは言えないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。