日常

おはようございます。

昨日お帰りになりました研修生の皆さんお疲れ様でした。今日から新たな気持ちで出発ください。私の好きな言葉「日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」の言葉をはなむけの言葉として贈ります。毎日新しい気持ちで精進ください。私たちには習慣性が潜在的に在ります。そのことを自覚し意識し良い習慣を付けることです。
「日常こそ」。
人は誰しも相手が目の前にあったとき行儀を悪くするものではありません。がしかし、人の前での行動はやはり平素の出処進退(日常にどのような思いを持って出処進退をしているか)が人前での出処進退となるのです。
ここで書いています皆さんの日常というのは在宅しているときのことです。仕事の前後に「何を考え行動しようとしているか」が人様と相対したときの態度行動と成るという極々当たり前のことを言っているのです。日常に思いを致し人様に対することをしないということは「己を粗末にしている」ことであり、それ以上に相対する「人様をバカにしていること」であることに気づかねばなりません。
中庸(ちゆうよう)に「事予(ことあらかじ)めすれば則(すなわ)ち立ち、予めせざれば則ち廃(はい)す」と。意は「なにごとも、十分な準備をしてとりかかれば成功し、それを怠れば失敗する」ということです。
いかがですか皆さんはできておりますか。何の準備もせずに顔も洗わず出社するようでは何年経っても欲はあっても夢も持てず楽しくもない、充実もしない人生と化すのです。
中庸はこのように教えた後にご丁寧に具体的な内容として次の四項目をあげています。
1、発言する前に、十分に考えぬいてから発言すれば、つまづくことはない。
1、事を始める前に、十分に計画を練り上げてかかれば、苦しむことはない。
1、行動を起こす前に、予定をしっかり定めておけば、しくじることはない。
1、歩き出す前に、日程をきちんと定めておけば、途中でへたばることはない。
人生の成功と失敗を分けるポイントは、他にもいろいろありますが、第一の関門は、たしかに準備のいかんにかかっています。物質的にも精神的にも、入念な準備をしたうえで、一日の行動を起こしたいものです。
日々新たな気持ちで日常の準備を予め行う皆さんであってほしいと願っています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。