祈る気持ち

おはようございます。

麦が黄金色をしてスッーと真っ直ぐに稔っています。お米と違って頭を垂れず毅然としている様が何とも云えません。新緑の中の黄金色の稔り、イキイキとした清々しさを覚えます。
JRのジパング倶楽部に65才になって入り乗車券、特急券がひかりやこだま、さくらですと三割引で乗ることが出来ます。そんなことで当然ひかり、こだまを利用することが多くなり、双方同じような年配の方の乗車が多いわけです、そこで気づいたことがあります。
のぞみとは違った雰囲気です。静かでほんわかとした良い感じなのです。熟年の方達が醸し出す雰囲気で安心して乗っていることが出来るのです。
急ぐ旅ではなく、そして単なる遊びでもないという感じがするのです。だからなのでしょう安心してゆったりと乗っていられる。
「祈る気持ち」。
ゆったりと乗車している気持ちはどこかで味わったなぁ〜と考え、フトと思ったのです。そうだ「お勤めしているときの感じ」と似ていると。読経をしているときのゆったりとした安心感。
人生を「旅」と称する方もおります。まさしく人生は旅。目的地ははっきりしています。しかし道中には様々な喜怒哀楽が待っている。そんな中祈りを日常にしていますから、安心して現実を受けとめることができます。
良いことばかりはなく、悪いことばかりもなく、全て半々、だからといって割り切っておれるかと言えば、結構あわてますし、落ち込むときもありますし、酔っ払うときもあり、笑いすぎるときもありますし、泣くときも、怒るときも、悲喜交々であるが、しかしそこに停止してしまうことはないのです。
安心して日々目的地に向かうことを忘れません。難題と思われることも解決の糸口が必ず見つかるという安心感。人様をも己をも責めず傷つけることなく歩める。
祈りましょう皆さん、理屈を超えて多くの人様の為に無心に働き動くことができます。功利的なことを考え、思ったようにならないからといって人様を怨んだり、批判したりするような面白くない人生はやめましょう。
心の呪縛を解き放てば自由でそして淡々と安心し人生の旅路を歩むことが祈ることで味わえるのです。今日10時から愛宕寺で待っています。ご一緒に祈りましょう。
愛宕寺のご本尊様は「将軍地蔵」様。そのお使い、眷属は「太郎坊」という「大天狗」です。祈ればどのような勝負にでも勝利を得ます。一番に自分に克てるのがご利益です。くじけないのではなく、夢、目的地を見失わない力が授かるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。